インハンド第１～3話のあらすじ！義手になった理由をネタバレ
金曜ドラマ「インハンド」。義手ドクター×人情派助手×美人官僚が寄生虫を中心に巻き起こる事件を解決していきます。
今回はそのインハンドの第１話~３話のあらすじを一挙大公開して紐倉博士は何故義手になったのか掘り下げてみていきましょう。
このページには原作のネタバレが含まれているので、閲覧にご注意ください。
インハンド第1~第3話のあらすじネタバレ！
シャーガス病という奇病に感染した患者が次々に亡くなり、台田総合病院に勤める高家(濱田岳)は独自で調べて、内部告発をしシャーガス病患者がいる可能性を内閣府に連絡します。
内閣府情報調査室の牧野(菜々緒）は、今回の内部告発を受け、寄生虫を専門とする天才科学者・紐倉博士に協力を要請します。
紐倉博士は金持ちで、豪邸のような研究所で一人研究を毎日行う義手ドクターで、寄生虫愛が半端でない変人でした。紐倉と牧野は、台田総合病院に潜入することにします。
そこに現れた高家。高家の資料を見た紐倉は告発者が高家だとすぐに見抜きます。
牧野の上司の所長の網野（光石研） はシャーガス病の感染源と思われるチチクチオイルは、トクホに指定されていたから手を出すなとくぎをさします。
高家経由で紐倉は患者の桶矢社長の血液サンプルを盗み、検査をするとやはり、シャーガス病に侵されていました。
牧野によると、患者の共通点は、桶矢食品が10年前に起こしたシャーガス病感染事件の関係者。
事件の関係者を調べれば犯人が分かると思い、紐倉たちは娘をシャーガス病で失った江里口（風間杜夫）にたどり着きます。
当時アトピーに悩んでいた江里口のひとり娘は桶矢食品のチチクチオイルでアレルギーを治そうとして、逆にシャーガス病に感染して飛び降り自殺をして亡くなったということでした。
牧野が報告した結果を、翌日の会議で網野が台田総合病院のシャーガス病について真実を暴こうとすると、倉井次官（相島一之）がいきなり乗り込んできて、高家が血液サンプルを入れ替えたと真実を捻じ曲げ隠ぺいし、黒野院長（正名僕蔵）は高家を懲戒免職にします。
その頃、江里口は、倉井を待ち伏せして、復讐のために自分の家に拉致します。
紐倉は犯人は江里口と見抜いていて、高家と証拠のサシガメを江里口宅に探しに行くと、江里口がサシガメを育て、サシガメのフンだらけのケージを高圧洗浄してフン液を作っている事を突き止めます。
運悪く、江里口に見つかり、スタンガンで気絶させられ捕まる紐倉と高家。
2人が目覚めたころ、江里口はサシガメのフン液を倉井(相島一之)に浴びせまくっていました。
紐倉(山下智久)は、義手をはずして手の拘束を解き、江里口のフン液噴射を制止します。
「憎むべきなのは人じゃなく、シャーガス病そのものだ」と説得する紐倉は続けて、
いつかアレルギーを治す薬作ってよ、といいます。
江里口さんにもできる。そうすれば娘さんと同じ苦しみを持つ人を救える。誰にでも未来はあると励まします。
事件は解決したが、江里口は紐倉たちの説得に折れ逮捕され、結局、倉井(相島一之)は辞職し、退職金6000万円もらって天下りするという苦い結果になります。
高家に俺の助手になれと誘い高家は「100回生まれ変わっても行かないぞ!」と叫びます。
後日、結局紐倉のところへアパートを引き払い荷物を持っていく高家だが、ツンデレな天才科学者は間に合ってますといい、知らん顔をして扉を閉じました。
第2話
義手の寄生虫学者・紐倉哲（山下智久）は、医者としての道を断たれて紐倉の助手になったお人好しの高家春馬（濱田岳）を、こき使っていました。
そんなある日、病院から紐倉の元に感染症の疑いがある意識不明の女性について、調べてほしいという依頼が入ります。血液を調べてみると、ハートランドウイルスという日本ではまだ発見例のないウイルスが検出されました。
紐倉と高家は感染ルートを調べると、出てきたのは９歳の息子・渉（込江大牙）でした。
情報を聞きつけた牧野巴（菜々緒）が、紐倉たちの元へ飛んできて、紐倉、高家、牧野は、再び３人で力を合わせて問題解決に挑んでいきます。
紐倉は、感染しても自分は健康でウイルスをばらまく特異体質・スーパースプレッダーが存在するのではと予想します。牧野は、ハートランドウイルスに感染した人物の交友関係を調べて全員に共通する接点は【金井光一】という人物が浮上しました。
金井光一は、貿易会社の社長で仕事と趣味（犬と飼い主による障害物競走・アジリティー）を兼ねてアメリカへ行っており、ハートランドウイルスの感染者全員と大会を通じて関わりがありました。
金井は渉の父親で渉の母親とは離婚していました。実家を訪ねると、金井光一は自宅で死亡していたのでスーパースプレッタダ―ではないことが判明。息子の渉が飼い犬・ロンに付着したシカダニに噛まれ感染し、ハートランドウイルスを撒き散らし、感染者を増やしたのでした。渉は隔離され、感染の告知がされ激しく悲しみます。
自分のせいで両親が死んだとワイドショーで報道されているのを目にした渉は、ショックを受けて病院を飛び出します。
渉は紐倉の研究所へ向かって、「僕のこと走る兵器だってみんな言ってる」と泣きながら訴え、病院に戻るのを拒否します。そこで
紐倉は右腕が失った理由を話します。（右腕は、飼い犬に舐められたことよる感染症で細胞が破壊されダメになったが「僕はこの子を恨んでないかない。それどころか一緒に住んでる。悪さをしたのはこの子じゃない。病原体だ。お前のお母さんもきっと、そう思うに違いない」と渉を諭します。
「いいか渉。お前はこれからいろんな目にあう。でも忘れないでくれ。お前は、人類の希望だ。スーパースプレッダーは感染しない。ウイルスを押さえつける抗体や免疫が、つまり、不思議な力が備わってるのかもしれない。言うなれば、僕たちより進化した体なんだ。僕たちの未来のために生きてくれ。」
紐倉の言葉に、渉は頷き従います。義手になったこの話は嘘ですが・・
第3話
ある日、紐倉は助手の高家を連れて、大学時代の恩師で、現在はパナシアンビューティーという美容団体のCEOを務める瀬見まき子（観月ありさ）の講演を聞きに行きます。
この団体は上級会員向けに「不老不死」を謳い文句にしたアンチエイジング治療が試験的に行われていました。
不老不死の生物と呼ばれているベニクラゲが持っているテロメラーゼという成分を使った治療のようです。
だがその上級会員の数名に、認知症に似た症状が現れていることが発覚し、疑った紐倉は、内情を調べ始めます。
公演終了後にテロメラーゼ治療について詳しく聞こうとするが点滴治療をしていることしかわからずに、去年から4人の上級会員に認知症の症状が出ており、死人も出ていることが判明しました。
パナシアンビューティーの内情を更に調べるために論文を捏造しようと考えます。
高家は紐倉のおかげで目先ではなく100年先の未来を考え始めていたので今回の事も積極的に協力します。
一方牧野はパナシアンビューティーのNo.2である鈴木を尾行していくと、人の臓器などを売買するブローカーと接触していたことが判明します。
更に、そのブローカーはかつて紐倉とも接触していたことがわかりました。
論文に食いついた瀬見に会うことができ、高家は博士を装い、紐倉が助手になりきって演技します。
高家が瀬見と二人で話をしている間に紐倉が会社内を調べる間の場つなぎとして、高家は妹の瀬見みき子（松本若菜）の話をするが瀬見は妹などいないというような反応をします。
社長室に潜入した紐倉は鍵のかかった引き出しをピッキングで開け中にあったファイルを持ち出します。
そのファイルには若い人の血を輸血すると若返えるという内容が書かれていました。鈴木が入ってきてバレてしまい、一人逃げきった紐倉は、高家に逃げろと連絡するも、間に合わず捕まってしまいます。どこかに連れ去られ助けを呼ぶも紐倉は冷たく電話を切ります。
高家はパナシアンビューティーの上級会員専用の施術室に連れて行かれ高家の血を抜こうということで、少しずつ血を抜かれてしまいます。
紐倉は高い絵を助けようと、居場所を突き止めるために、ブローカーに会いに行き、パナシアンビューティーの上級会員の施術室の場所を聞きだします。
そこには瀬見が一人でいて、
2Lの血を抜かれた高家はぐったりしていました。
紐倉は瀬見に認知症に似たヤコブ病という病にかかっている恐れがあるので、精密検査を受けるように伝えます。
ブローカー小林を使って海外から手に入れた血の中にヤコブ病にかかった血液があったのでした。
そして、奇病で亡くなった瀬見みき子が死ぬ直前に「私を忘れて欲しい、みんなには前を向いて生きていてほしいから」と言っていたことも伝えると、瀬見は泣き崩れ警察に逮捕されました。
高家も病院に搬送されました。
また、牧野には紐倉がアメリカ陸軍ともめてCDCをクビになっていたとの情報が入ります。
インハンド第1話～第3話あらすじネタバレ！～義手になったわけ～
紐倉は、辛い記憶がフラッシュバックし右手が痛む幻肢痛に苦しんでいました。
５年前に亡くなった元助手・入谷迴（松下優也さん）にまつわることで苦しんでいました。
牧野は高家に、紐倉について知った情報を話しています。
日本人科学者Hが危険な実験をしていたとか、その助手が謎の飛び降り自殺をしたなどという噂があるようです。
高家春馬はそんなことはありえないと思っているようで、紐倉哲を信用しているようです。
入谷が飛び降りたとき、最期に何を言っていたのかが思い出せず考えると痛みがひどくなると言います。
牧野はフューチャージーンという会社のCEOが、紐倉哲のCDC（アメリカ疫病予防管理センター）時代の元上司・福山和成（時任三郎さん）だと説明し、過去について聞きに行くことを提案しました。
紐倉哲の助手だった入谷迴はクローン病であったが、フィリピン沖の小さな島に病気を検査をするために訪れました。
島にはマリアという七歳の少女がいて、ある日、熱を出して倒れました。紐倉がエボラウイルスだと診断するやいなや、すぐに米軍がやってきて住民たちを隔離して診察を始めました。
紐倉や入谷は、病人のことが気になったが、米軍は治療よりも感染源の特定をいそぐよう厳しく言いました。
紐倉は、あまりに迅速な対応の米軍の対処に違和感を感じます。
そして、入谷と二人で感染源を探索する中で、アメリカが生物兵器としてエボラウイルスを持ち込んだという形跡を発見します。
村に戻ると、マリアの亡骸が搬送されるところでした。
マリアの兄も泣いています。しかしそこに福山がやってきて撤退が命じられた旨を伝えます。
入谷は村の人を見捨てることはできないと言い、エボラウイルスのための薬を作ると言いだしました。
紐倉は身の危険を感じたので、そんな入谷を止めます。
しばらくしてアメリカの研究所にいた紐倉のところに村の住民たちが焼かれてる画像がマリアの兄から送られてきました。
入谷が携帯電話をマリアの兄に渡し、なにかおかしなことがあったら連絡するように言っていたのです。
そんな紐倉のところに、米軍の司令官がやってきました。
米軍は、入谷がエボラウイルスを持ち帰っていることに気づいていることに紐倉哲は気づきました。
紐倉は、すぐに入谷のところに話をしに行き、そこに米軍がなだれ込んできたのです。
ふたりは屋上に逃げました。
入谷は英語で紐倉哲のことを罵り始めました。「I hate you(俺は君が大嫌いだ）」 おまえは関係ないとか、大声で叫んだあと、飛び降りました。
紐倉哲は寸前のところで入谷迴の腕をつかみ
しかし、米軍が紐倉哲の腕を撃ったために、入谷は転落し、紐倉哲の右腕はひじから下がなくなってしまいました。
話し終わった福山は、高春になぜ紐倉の助手をしてるのかと問いかけます。
高家は、自分も入谷さんと同じように世界を救いたいと思ってると答えました。
福山は入谷の遺留品を高家春に渡しました。
紐倉哲は自分にはそれに触れる権利も見る資格もないと言い、受け取らないので、高家に持ち帰るように頼みました。
牧野は、紐倉にはやましい過去はなかったと網野（光石研さん）に報告しました。
そして、高家は入谷の遺留品を持って、紐倉のところに行き入谷は、紐倉のことを恨んでなかったことを伝えます。入谷の日記を見せました。
自分もエボラウイルスに感染してしまったことが書かれており、相談してくれれば、治療を受けさせたのにと言う紐倉哲に、入谷は紐倉が共犯者だと米軍に思われることだけは避けたかったのだろうと言いました。
高家は、助手というものは研究者の邪魔だけはしたくないと思ってるものだと言いました。
紐倉が入谷のノートを見ていると、最後のページに「紐倉哲の助手でよかった。哲、ありがとう」と書かれていました。紐倉哲は泣いていました。
そして、入谷迴が転落の直前に同じ言葉を残してくれたことを思い出しました。
紐倉哲がフィリピンで撮った写真を見ると、写真の片隅に高家春馬が自分の顔写真が張り付けていました。紐倉哲は苦笑しながらもまた泣きました。
「ぼくがまちがっていた。やはり一人ではできない。君は優秀な助手であり、大切な仲間だ。これからもよろしく」と照れ隠しにそばにいた犬に向かって言いました。
インハンド第１話～第3話あらすじネタバレ！紐倉が義手になった理由 ～まとめ～
今回はインハンド第1話～第3話のあらすじと紐倉博士が義手になった理由をまとめました。
どSで金持ちの寄生虫を専門とする変態博士ですが、1話完結で寄生虫が引き起こす事件を解決するストーリーの面白さも人気ですが、何故義手になったのか気になっていた人も多かったのではないでしょうか。
悪夢にうなされていた紐倉博士も、真実を知り、元助手の悲しい死を受け入れ未来に役立つ医療に新しい助手と協力して貢献しようと誓ったのではないでしょうか。元上司・福山が凍結したウィルスを持ち出していましたね・・