ドラマ「サギデカ」原作は?あらすじをネタバレ!

ドラマ「サギデカ」を、NHKにて8月31日(土)より毎週土曜日全部で5回木村文乃さん主演で放送されます。銀行のAMTや至る所で注意喚起するけれど一向に減らない「振り込め詐欺」「還付金詐欺の被害者。善良な市民を騙し、大金を奪い取る『特殊詐欺』犯罪者たちにメスを入れる女性警が活躍するドラマです。被害者や加害者に取材を取り作成されたくオリジナル作品です。

 

犯人の若者、被害者の老人たち、そして犯人を追う刑事たち。

立場は違えど、皆何かしらの「生きづらさ」を抱えています。それでも人は前を向いて一歩ずつでも一生懸命に生きていくということを、主人公を通して描いていく社会派ストーリーです。

 

このドラマを見て少しでも被害者が減る事を祈ります。気になるあらすじをチェックしましょう。

 

ドラマ「サギデカ」あらすじ

 

捜査二課・知能犯担当の今宮(木村文乃)は、綿密な捜査を重ね、バイクに跨り、犯人を追い詰める熱血女性刑事です。その緻密な調査の努力が実を結び、同僚の森安(眞島秀和)らは振込め詐欺のアジトに突入に成功します。

 

そして、実行犯かけ子達の逮捕に成功するも、彼らは組織の末端に過ぎず、大金を手にする売り子の上層部の事を何も知らないので事件解決とは言えません。

 

上司の係長手塚(遠藤憲一)は今宮に、かけ子の加地(高杉真宙)を釈放して泳がせて、彼が上層部と接触するように仕向けて逮捕しようと提案します。

 

今宮と加地の長い駆け引き合戦の始まりでした…。

 

一方、今宮の祖母・しのぶ(香川京子)が営む店に、著名な起業家・廻谷が通うようになります。

 

全く異なる境遇の違う今宮と廻谷だが不思議と意気投合し、お互いにとって息抜きできる瞬間でした。

 

「地面師詐欺」「投資詐欺」──どんどん手口が巧妙で進化する詐欺の手口に向き合いながら、振り込め詐欺捜査に突き進む今宮。

 

しかし、やがてさまざまなジレンマに直面します。

 

「僕らは経済的強者である老人から金を獲り、社会に役立てている」と自分勝手な主張をする加害者である加地。

 

被害に遭うばかりか、知らぬ間に共犯者に祭り上げられてしまう老人たち。

 

目の前の詐欺行為の被害を食い止めるか、泳がせて上を狙って組織ごとの逮捕を試みるかという究極の決断を迫られる刑事たち。

 

悪戦苦闘しながらも、狡猾に逃げる詐欺グループの全貌を徐々に掴んで核心に迫っていきます。そして今宮には、何としても犯人をつかめて功績をを挙げたいと思う、もうひとつの秘密の理由がありました。

 

『どうせ捕まえられない』とか、思ってんじゃねぇぞ──このドラマの決めセリフです。

 

ドラマ「サギデカ」展開予想・キャストの意気込み

 

最終回の予想は2人の神様が仲良く、人間界に戸惑いを感じながらも楽しく過ごす姿を面白おかしく描くのではないでしょうか。お互いに強烈な個性なのでどのように演じるのか楽しみです。

 

主演・木村文乃さん コメント

刑事の役はこれまで何度か経験しましたが、今回は闇を抱えながらも、被害者、加害者どちらにも寄り添う事を選ぶ情の深い主人公です。頼れるようで危なっかしいアンバランスさを、監督、スタッフそして頼もしく分厚いキャストと作り上げ、視聴者の皆さんに楽しんでいただける作品に出来るよう邁進します。

 

キャスト一覧

今宮:木村文乃

主人公・警視庁捜査二課の知能犯担当刑事

森安:眞島秀和

今宮の同僚刑事

手塚:遠藤憲一

今宮の上司・係長

加地:高杉真宙

振り込め詐欺「かけ子」の若者

しのぶ:香川京子

今宮の祖母

廻谷

著名な起業家

清水尋也

足立梨花

玉置玲央

長塚圭史

鶴見辰吾

 

ドラマ「サギデカ」~まとめ~

 

原作なしの振り込め詐欺の取材をもとに完成したのが本作品です。

 

脚本は安達奈緒子(過去の作品『透明なゆりかご』『きのう何食べた?』)さんが手がけるので面白いこと間違いなしです。

現在社会で問題になっている振り込み詐欺の被害が後を絶ちませんが、このドラマでは、お金の受け渡しを行うかけ子の加害者と何の罪もない被害者の老人とどちらにも寄り添うハートフルな女刑事を木村文乃さんが演じます。

 

この作品をきっかけに振り込み詐欺の手口や被害者はどんな苦労を強いられるかを放送してもらって被害者が1人でも減るといいなと思います。

 

豪華キャストで送る社会はドラマ、8月最後の土曜日放送開始ですのでお見逃しなく。