ドラマ『太陽は動かない』 あらすじ・原作小説・キャストは?

 

2020年春ドラマ2020年5月24日(日)夜22時スタート 『太陽は動かないーTHE ECLIPSEー』(WOWOW プライム)の放送が決定しました。

(全6話)吉田修一『太陽は動かない』『森は知っている』原作の小説の映像化です。監督は羽住英一郎(海猿』シリーズや『MOZU』シリーズなどを手掛けた巨匠。

 

主演は藤原竜也。ブルガリアにて海外ロケが行われ、列車を40km走らせながらの撮影も行われたとのことですので、激しいアクションシーンやロケ地の美しさにも期待大です。

 

早速あらすじを見ていきましょう。

 

ドラマ『太陽は動かない』あらすじ

 

謎の会社AN通信で働く鷹野一彦(藤原竜也)と、部下の田岡(竹内涼真)は産業スパイ。AN通信は 表向きアジアの情報を発信していますが、裏ではスパイ活動をしていました(企業の秘密情報を不正に入手して高値で売りつける人の調査や悪い事をする人を捕まえること。)

 

彼らの胸に埋め込まれている爆破装置は常に彼らを監視しミッションクリアならなければ爆発します。タイムリミットは24時間です。

 

ある日、新油田開発利権争いの渦中で射殺事件がおきた。背後関係を探る2人。ウイグルの反政府組織による爆破計画の噂もあるなか、田岡が何者かに拉致されます。

 

田岡が拉致されて爆破会場で放置されたり、鷹野が乗ったヘリが撃ち落とされたり、沈んでいく船の中に置き去りにされたり・・・。香港トラスト銀行頭取のアンディ・黄と中国のCNOXが暗躍を繰り広げます。

 

彼らの目的は油田ではなく背後にある宇宙太陽光発電です。MET (日本企業) は CNOX (中国企業) と手を組み普通の太陽光発電事業を進めていました。政治家も絡んだ国家プロジェクトです。

 

でもアンディ・黄と裏で繋がっているCNOXは、METの蓄電池技術が欲しかっただけなのです。

全ては CNOX と裏で手を組んだアンディ・黄が宇宙太陽光発電事業で他を出し抜くため。果たして黒幕の正体は?最後は2人の活躍と代議士の根回しの為に事件は解決します。

 

誰かが捕まり、助けに行くというパターンが3回おこわなれ、鷹野と田岡の絆が強くなっていきます。

 

『太陽は動かない』は 続編『森は知っている』『ウォーターゲーム』と続きます。『森は知っている』は 鷹野の過去が描かれているようなのでエピソード0的なお話になっています。

ドラマ『太陽は動かない』キャスト紹介と役どころ&出演者コメント

鷹野一彦 (藤原竜也)・・・AN通信情報部の情報員

田岡亮一 (竹内涼真)・・・AN通信情報部の情報員 (鷹野の部下)

青木優・・・AN通信上海支局の文化記者

風間武・・・AN通信情報部の部長

AYAKO・・・謎の美女

デイビッド・キム・・・鷹野の商売敵

アンディ・黄・・・香港トラスト銀行の頭取

五十嵐拓・・・民主党の代議士

丹田康祐・・・五十嵐の秘書

広津陸・・・太陽光パネルの改良版を作った人物

河上満太郎・・・MET (日本の大手電気メーカー) の取締役

 

 

■竹内涼真(26)コメント

「羽住監督の映画は小さいころから劇場で何回も観ていましたので、羽住組に入って一緒にお仕事ができるというのはすごく楽しいし嬉しいです。

 

ブルガリアでは爆発シーンや、車をひっくり返したりとか、列車を使った撮影など、日本ではできないような撮影に臨めました。

 

僕としてもこれだけ大きなアクションは初めてなので、毎日反省点もあり、楽しかったなとか、こういう風に撮るんだとか、充実感はすごくあります。

 

アクションをやっていたら、次の日とか2日後に、こんなところに痣があったっけとか、ここ痛いなというのは当たり前ですね。本番中は興奮しているし、気付かないこともあるんですが、それが自分の体でアクションをやっている証拠なのかなというのを噛み締めながらやっています。現場で撮影しているテンションだったり熱さというのを公開まで持ち続けて頑張っていきたいなと思います。

 

竜也さんは、ふとした時の台詞だったり、表情だったり、一緒に撮影をさせていただいていてすごく勉強になりますし、自分からも仕掛けたいなと思っています。

 

先輩ですけど食らいついてやっていかないといけないと思います。

 

竜也さんからコミュニケーションを取ってくださり、食事にも何度も連れて行っていただきました!頼りになるお兄ちゃんという感じです。撮影はまだまだ続きますが、怪我なく、本気で全力で取り組んで、撮影が終わった時に『太陽は動かない』をやって良かったなとスタッフの皆さんと全員で思えるように頑張っていきたいと思います。」

 

 

■主演:藤原竜也(37)コメント

(竹内さんについて)すごく力のある俳優さんです。勉強していて、頭の回転の速い俳優だなというイメージで、初共演なのですが、鷹野と田岡じゃないですけど、彼に引っ張られる部分もあったし、彼がいたからこそ助かったなというシーンもいっぱいありました。

 

あと面白いです。撮影以外のところでもコミュニケーションを取って仲良くなりました。すごく良い俳優だなという印象を受けました。

 

■監督:羽住英一郎(52)コメント

極限状況の中にありながら、自らの正義感と冷徹なミッションの狭間に揺れる若者「田岡」という男が、竹内涼真さんが文字通り身体を張って演じていく事で、より逞しくそして脆く儚く時には艶っぽく、目を離せない存在となりつつあります。

 

毎日がクライマックスシーンを撮影しているようなハードなアクションシーンの連続の日々が続いていますが、藤原竜也さん演じる鷹野と田岡のキャメラ前で魅せる追いつめられた表情と、撮影の合間で時折見かける二人の笑顔のギャップが、たまらなく素敵な撮影現場になっています。

 

■原作:吉田修一(50)コメント

久々に「太陽」を感じさせる俳優さんが登場したなぁと、眩しく拝見しておりました。竹内さんなら、きっとこの映画も燦々と輝かせてくれるのだろうと思います。ブルガリアでの撮影当初、原作も読んでくれたという竹内さんは今回の役作りに少しだけ悩んでいるようでしたが、圧巻のアクションシーンを見せてもらった瞬間、紛れもない田岡亮一がそこに立っていると感じました。

 

おそらく撮影に向けた過酷なトレーニングの間に、肉体そのものがすでに田岡亮一になっていたのだと思います。完成が楽しみでなりません。

 

ドラマ『太陽は動かない』まとめ

藤原達也さん主演の『太陽は動かない』。出演者も豪華、スケールの大きさとロケ地の綺麗さ。それだけでも見る価値はありそうです。

吉田修一さんのアクション作品に羽住英一郎監督が手掛けた作品なら面白い事間違いなしですね。

藤原竜也X竹内涼真の初共演。イケメンのアクションシーンは必見です。ぜひ映画を見た後にドラマをお楽しみください。