『竜の道ー二つの顔の復讐者ー』あらすじ・原作・キャストは?

2020年春ドラマ2020年4月14日(火)夜22時スタート 「竜の道ー二つの顔の復讐者ー」カンテレの放送が決定しました。原作白川道さんの作品で、2015年に大動脈瘤破裂のために、亡くなっています。

そのため、「竜の道」の結末は、未完のまま発売されている作品ですので結末は完全オリジナルになります。主演は玉木宏が復習に燃える悪に染まるダーティな部分を魅力的に演じます。イケメンのアクションシーンは必見です。

そしてエリート官僚の双子の弟高橋一生さん、盲目の義理の妹の松本ほのかさんの演技にも注目です。早速あらすじを見ていきましょう。

 

『竜の道ー二つの顔の復讐者ー』【登場人物とあらすじ】

あらすじ

 

双子の兄弟竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)は、生まれてまもなく親に捨てられ小さな運送会社を営む吉江夫妻に養子として引き取られます。

 

その後、夫妻の間に生まれた妹の美佐(松本穂香)を加え、5人家族として仲良く幸せに暮らしていました。

 

しかし、二人が15歳のとき、霧島源平(遠藤憲一)率いる運送会社の悪質な乗っ取りに遭い、多額の借金を抱えた両親は、自殺してしまいます。二人は霧島への復讐を誓い合います。

 

それから7年後、竜一は整形で別人になり替わり、裏社会と関わりを持ち汚い仕事は俺に任せろといいなんでもやります。そして、詐欺や殺人をくり返して、ヤクザの親分の右腕になります。

 

親分の娘の咲と結婚して、事業を始め、更に親分の信頼を得ます。一方、竜二は運送会社を監督する国土交通省に入省しエリート街道まっしぐらです。

 

東大卒のやり手のエリート官僚で、権力を手に入れて、運送会社の裏事情を調べます。霧島の娘のまゆみと結婚します。竜一が生きていることは、妹の美佐も知らない二人だけの秘密です。山あり谷ありの波乱万丈の復讐劇が幕を開けます。

 

美佐は盲目ですが、偽名の和田猛(玉木宏)に会った時に「いち兄」の匂いがすると見破ります。顔出しNGの童話絵本作家としても、絵本が売れています。

 

そんな中、竜二を尾行する影がありました。

 

尾行をしていたのは、フリーライターで、顔出しNGの美佐に興味を持って調べていたら、家にエリート官僚が頻繁に出入りしていたことで、尾行していました。

 

フリーライターは、2人の地元の北九州まで行っていて、生い立ちがバレると復讐にも支障が出ます。

 

竜一はフリーライターを拉致して消すことを計画しました。

 

そんな中、竜一の親分が倒れて、重体になります。

 

一命はとりとめましたが、後遺症が残ると思われます。

 

今は竜一は親分の右腕だから、子分たちも竜一を裏切ることをしませんが、親分が亡くなったら、子分たちがどう出てくるかわかりません。

 

しかも竜二は、妹以上の感情で美佐が大好きで、美佐も竜二が好きです。

そのことで、竜二の復讐の決意が揺らぐことを竜一は心配しています。

 

次から次へと訪れる困難にどう立ち向かうのか楽しみです。

 

『竜の道ー二つの顔の復讐者ー』キャスト紹介と役どころ&出演者コメント

 

主演:玉木宏さん

Q.このドラマの企画の印象をお聞かせください。

 

非常にダーティーでチャレンジングな作品だなと思いました。それをテレビドラマでできる喜びと期待感があります。登場人物も単純に悪い人たちではなく、根底にある強い思いに突き動かされているというところにすごく魅力を感じています。

 

Q.高橋一生さんとは初共演で双子の兄弟という設定ですが、どのように芝居を重ねていきたいですか?今回、高橋一生さんと、性格の違いはありますが同じベクトルを向いた双子の兄弟役として共演することはすごく楽しみです。

 

竜一と竜二はそれぞれ違うパートを生きていきながら、最終的なゴールは同じだと思うので、「二人で一つ」ということは頭の中におきつつ、劇中で「汚いことは俺がやる」といった竜一の言葉があるように、それぞれのやるべきことを全うする意識を持って芝居に臨みたいと思います。

 

Q.演じられる竜一について、玉木さん自身はどのような印象を持ちましたか?

 

整形をして本来の自分を捨て、別の人生を歩むというのはものすごい覚悟と意志が必要だと思うので、何をするにもすごく躊躇(ちゅうちょ)しない人物なんだろうと想像しています。

 

Q.視聴者に向けてメッセージをお願いします。

 

ある意味、誇張されたドラマの世界ではありますが、根底にある気持ちはきっと共感していただけると思うので、僕たち兄弟を応援するような気持ちで見届けていただけたらと思います。

 

 

高橋一生さん コメント

Q.このドラマの企画の印象をお聞かせください。

 

過去が深く関わってくる物語で、現在とのつながりに重点を置いたお芝居になるのがとても楽しみです。復讐をしていこうとすると、ネガティブなものがどんどん生まれてくるのは、ある種の理(ことわり)だと思いますが、それを引きずりながら目的に向かって突き進む二人の姿が魅力的にうつりました。

 

まずは「恨みでしか成就できない何か」を信じてしまっている竜一と竜二の気持ちをしっかりと理解していかなくてはいけないと思っています。

 

Q.裏社会を行く竜一とは異なり、表の道を行く竜二にどのような印象を持ちましたか?ある意味、狂気を感じる竜一に対して、竜二はまだ越えてはいけない一線がある人物です。

 

台本を読んで、双子であっても根本で何かが決定的にすれ違ってしまっている二人なのかもしれないと僕は感じました。それは復讐への熱量の差なのか何なのか、いつも気持ちを張り巡らせていきたいと思います。

 

 

Q.視聴者に向けてメッセージをお願いします。受け取った物語を自分ができる限りお芝居としてお返ししていくというのが大前提ですが、僕自身、復讐の果てに何があるのかまだ検討もつきません。

 

愛憎だけではなく、とてつもない代償を払うのか?そういった結末を見てくださった方がそれぞれ感じていただくことがメッセージになると思います。個人的にはハッピーエンドになるといいんですけれど(笑)。

 

『竜の道ー二つの顔の復讐者ー』まとめ

ますます大人の色気のある玉木宏さん主演の『竜の道ー二つの顔の復讐者ー』表社会と裏社会に実は知り合いがいるっていう設定は見たことあるような・・・しかし玉木宏さんX高橋一生さんという演技派の2人のドラマなので面白くないはずがありません。

 

高橋さんも言うように復習もうまくいって、竜二の恋(義理の妹への)も成就するのが一番ですが、兄弟のどちらか(多分竜一のほう)は犠牲になって死んでいってしまう展開の気がしますぜひドラマをお楽しみください。