「白い巨塔」財前の死!最後のセリフと遺書の内容とは?死後はどのような展開 に?

2024年5月5日

5夜連続白い巨塔2019ドラマついて、いよいよ放送が明後日22日(水)に迫りました。
社会派作者のノンフィクションのようなストーリー展開が魅力の山崎豊子原作の今作品。
あらすじ、出演者や魅力、2003年唐沢寿明主演版とキャストの比較などを以前紹介しましたが、今回は白い巨塔の財前の最後についてまとめてみました。
2003年の唐沢寿明さん主演の時と比較して今回の白い巨塔では病魔に侵され癌で死ぬ直前に財前は何を遺言に残すのか、誰に残すのか、ドラマをより一層楽しむために事前にチェックしましょう。

「白い巨塔」財前の死!最後のセリフと遺書の内容とは?

過去の白い巨塔では以下のように最後のセリフを語っていました。
物語の大きな展開は、ある患者=佐々木庸平の妻・よし江による里見脩二への相談がきっかけでした。佐々木は個人経営の中小企業の社長で身を粉にして働いていました。体の不調を訴えたので病院に診察しに来ました。
財前は佐々木庸平の症状を単なる肺への負担でできた炎症性変化による陰影に過ぎないと考えます。里美は何度も再検査が必要だ、万が一のことを考えてもう一回診断したほうがいいと何度も助言するも聞く耳をもちませんでした。
里見の進言を無視した結果佐々木は亡くなり、妻に裁判で訴えられます。不幸が立て続きにおこり、自分も手の施しようがないほど進行してしまった、末期がんが見つかり死を待つのみの身となります。
そんな状況での2003年唐沢寿明の財前五郎病気が発覚してからのセリプ・・
「無念だ」
金やコネを使い、やっと苦労して教授の座に就いた天才医師が、皮肉なことに自らの病に気づかなかったこと、自分の医師としての診断結果に自信があったのに、感謝が死に、遺族に誤診を疑われ訴えられたことを含んで無念といったのでしょう。
白い巨塔!財前五郎の里見への遺書の内容全文2003年版では里見へ遺書を送っています。
以下ドラマからの引用です。
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里見、この手紙をもって、僕の医師としての最後の仕事とする。
まず、僕の病態を解明するために、大河内教授に病理解剖をお願いしたい。
いかに、がん治療についての愚見を述べる。
がんの根治を考える際、第一選択はあくまで手術であるという考えは 今も変わらない。

しかしながら、現実には僕自身の場合がそうであり、発見した時点で転移やはしをきたした進行症例がしばしば診うけられる。
その場合には、抗がん剤を含む全身治療が必要となるが、残念ながら、いまだ満足のいく成果にはいたっていない。
これからのがん治療の飛躍は、手術以外の治療法の発展にかかっている。
僕は、君がその一役を担える数少ない医師であると信じている。
能力を持ったもには、それを正しく行使する責務が君にはがん治療の発展に挑んでもらいたい。
遠くない未来に、がんによる死が、この世から無くなることを信じている。
ひいては、僕の屍を病理解剖の後、君の研究材料の一石として役立ててほしい。
「屍は生けるしなり。」
=解剖して中身を確認すると外からだけではわからないものが分かる。
自分の遺体は後世の医学の発展の役にたて立てて欲しい。
なお、自らがん治療の第一線にある者が早期発見できず、手術不能のがんで死す事を 心より恥じる。
本来医師として、執刀医としてがんの研究に携わりたかったはずなのに、医師でありながら自らが癌に侵されることが本当に悔しい。最後の願いとしては、唯一信頼できるライバルであり、戦友である里見に自らを検体として差し出すようにお願いするのが財前ならではの最後の医師としてのプライドだと思います。
※死因は2003年版では肺がんで原作では胃がん設定。毎回その時代に合わせて設定を変更している模様なので今回は何なのかはドラマで確認してみてください。

「白い巨塔」財前の死後はどのような展開に?

2003年の唐沢寿明さん主演の時には財前の死後を後日談として特別ドラマで描かれていました。
(今回は5話なので死後は最後に10分くらい少し触れるだけでそこまで掘り下げないでしょう。しかし参考までにご紹介します。)
財前がなくなった2年後に柳原(伊藤英明)という医師を中心に物語が進みます。
財前を求め女性の患者が訪れるも、柳原は亡くなった真実を告げず、財前先生は遠方にいますと嘘をいいます。柳原はその患者は死期が迫っている事を知って、本人に告げるか悩むものの、正直に伝えました。そしてそのがん患者をがんセンターに送ると里見に会います。
里見は財前の遺言の希望通りに教授に・・とはならずに里見らしく、引き続き内科医として勤務していました。
なぜ財前の希望通りにがんセンター内部部長にならなかったのか柳原が問うと、「僕は最初から最後まで患者に寄り添いたいんだ。がんセンターは研究の対象にならない患者は転移させられるから、それが嫌なんだ」と里見らしい持論を展開し去っていきます。
財前の希望通りに最後まで行かずに自分の信念を貫き通す里見はやっぱり素敵です。

「白い巨塔」2019の財前の最後の予想

白い巨塔2019の財前の最後の予想は、原作を忠実に再現して、昭和30年代の設定を2019年に置き換えただけなのかなと思います。
願望としては、財前五郎の癌治療が医療の進歩に伴い、上手くいって完治するとよいのですが、ドラマの展開上、財前の死は不可避な展開だと思います。
己の腕への過信により、周りに耳を傾けず誤診で患者を死なせてしまう⇒家族に訴えられる⇒一審で勝訴するも二審で敗訴⇒控訴しようとしたら癌を患っていることが発覚⇒角質のある東に執刀を願う⇒みんなは財前を思って本当の事を言わないが本人は死期が迫っていることを悟る。⇒自分の医療に臨む姿勢を心から悔いて死ぬという最後を遂げると思われます。
そして、自分の死体をがん治療に役立ててくれと里見に手紙を出すというラストも大まかな流れはいっしょなのではないかと思います。
2003年の2クール分(20話)に比べ、5話なので相当コンパクトにまとめる必要があるので物足りなく感じるのではないか?と少し心配です。

「白い巨塔」財前の死!最後のセリフと遺書の内容とは?死後はどのような展開
に?~まとめ~

今回は白い巨塔の財前の死、最後のセリフや遺言、死後の展開について過去のドラマ、今作のHPを元にまとめました。
民事訴訟をされたのをドイツ出張から帰宅後に知るという設定は2013年度版と異なりますが、原作を忠実に再現して現代版の医療ドラマにリバイスされているのではないかと思います。
人柄は少し異なるものの2019年版は明るく気さくな性格で2003年版の気難しい人を寄せ付けない財前とは異なります。
しかし、医療の技量はぴか一で全国から患者が寄ってくる有名な手術のエキスパートという点は一緒で自他ともに認める手術の腕からプライドも高く、同期の里見含む周りの意見を全く聞かないことが仇となります。
誤診で患者を死なせてしまい、家族に訴えられ敗訴。
控訴しようとすると自身が末期癌であると判明して、志半ばで人生の幕を閉じる自分に悔いを感じつつも、後世の医療の発展を里見に託してなくなるのではないでしょうか。
過去の作品の財前の死後は、里見はがんセンターのセンター長にならずに、自らの信念を貫き患者に寄り添う先生であり続けます。

財前はどんな最後を迎えるのか、病床に伏せた後に残す遺言はどんな言葉なのか、「屍は生けるしなり。」 というような名言は2019では発せられるのか楽しみです。